流量計測
一般的に電気モータで使用される冷却媒体は水とグリコールの混合液で、システム内を継続的に流れている必要があります。
流量を測定し、問題がないことを確認するために、通常は差圧センサ(変換器)が使用されます。
オメガエンジニアリングの PXM409-WWDIFF差圧センサシリーズは、微細加工されたシリコントランスデューサを特長としており、頑丈な産業用自動車または航空宇宙用途に最適な頑丈なステンレス鋼で作られています。
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圧力ピークによる損傷を防ぐ
冷却媒体の流れは通常、制御システムの一部であるポンプによって管理されています。開発中のテストでは、一部の部品に損傷を与える程の圧力がポンプから発生させる可能性があります。
次の図は、圧力スナバなしの水/グリコールの圧力測定を示しています。圧力のピークを確認することが出来ます。
圧力センサのダイヤフラムは特にリスクが高く、圧力スパイクやサージで傷つきやすいです。
圧力スナバは、圧力センサや他の部品の損傷を防ぐことが出来ます。オメガエンジニアリングの圧力スナバは、圧力スパイク、サージ、ウォーターハンマーを緩和し、圧力センサ、ゲージ、スイッチを保護します。
次のグラフは、圧力スナバが組み込まれている、同じシステムです。圧力は安定しており、圧力センサは保護されていることが確認できます。
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データ収集
エンジニアは、データ収集システムを使用して圧力ピークを測定及びモニタリングする必要があります。
オメガエンジニアリングのiNET-400マルチチャネルデータ収集システムは圧力センサを含む多くのデータソースを接続することができます。最大1000チャネルまで拡張することができます。1Khz(毎秒1000ポイント)のサンプリングが可能です。
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データ記録と分析
最後に、試験やモニタリングで計測されたデータは、効率的に記録、表示、分析されなければなりません。
DASYLabソフトウェアは上記のiNET-400システムと組み合わせることで上記のように、冷却システムの問題を見つけハイライトすることができます。
DASYLabは、以下の機能を提供するデータ収集ソフトウェアアプリケーションです。
- 複雑なリアルタイムデータ分析
- ストリップチャート、スコープ、デジタルおよびアナログメーターを含むさまざまな表示フォーマット
- 他のシステムとの互換性
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製品仕様及び選定に関するご質問は
jpesales@dwyeromega.comまでご連絡ください